コンベヤチェーン・スプロケットの点検サービス

お客様からのご依頼で、浄化センターの水処理チェーンの点検を行いました。
今回の事例では汚泥掻き寄せ機の沈殿槽内にあるチェーンの点検を、メンテナンスで槽内部を空にしている日に合わせて日程調整を行い、コンベヤーチェーンの点検を実施しました。
チェーンには表面硬化処理がされており、使用することで摩耗し硬化層がなくなることで、伸びがさらに増加して行きます。
チェーンの摩耗による伸びは最大3%まで許容するよう設計されていますが、それ以上の長さが伸びるとチェーンとスプロケットがかみ合わなくなり、コンベヤが正しく作動しなくなります。
そのため、伸びを確認するための定期的な点検が必要です。

沈殿槽内のメンテナンス・清掃のタイミングに合わせて、まずはコンベヤチェーンの長さを部分的に測定して伸びの調査を行い、チェーン・スプロケットの摩耗を測定しました。
チェーンの交換時期をお知らせする為、その旨を記載した点検報告書を提出しました。

当社では、今回のように限られた時間の施工・点検の案件に対しても、日程を柔軟に調整して対応致します。